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論理学と哲学

ドグラマグラ2 考察や解説や「ネタバレ」

ドグラマグラ
要約やあらすじを書くことは不可能という人がいますが、字数が決まっている作品なのにできないわけがありません。解説、考察はやろうと思えばできますが、「本文を読んだ気」になることを避けるために、そういうことをする気はありません。どんな本でも、まずは原典、分かりにくければ注釈書、というのが、取るべきプロセスです。しかも日本人が日本語で書いているのですから。 ともすれば、自我が「これは自分を脅かさないぞ」と反応してくれるものだけを認める傾向にあります。自我が働いているのだから当然です。こういう話を宗教屋や自己啓発洗脳の人は、断定したりしますが、そんなことをするつもりはありません。
気が狂うのではなく、読んで意味がわからなければ、気が狂っています。これを読んで頭がおかしくなるのではなく、元々頭がオカシイ状態で、それが取れかける、その時にクラクラして認識がぐらつきます。しかし、それまであたりまえだと慣れ親しんできた認識の方法、解釈の方法、自我という視点が外れかけます。 ドグラ・マグラ 考察や解説や「ネタバレ」の危険性 ネタバレ、wiki、考察、解説、書評のようなものを読んで「読んで理解した気分」になるのは避けた方がいいと思います。
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