忍者ブログ

logic 論理

論理学と哲学

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


ドグラマグラ2 考察や解説や「ネタバレ」

ドグラマグラ
要約やあらすじを書くことは不可能という人がいますが、字数が決まっている作品なのにできないわけがありません。解説、考察はやろうと思えばできますが、「本文を読んだ気」になることを避けるために、そういうことをする気はありません。どんな本でも、まずは原典、分かりにくければ注釈書、というのが、取るべきプロセスです。しかも日本人が日本語で書いているのですから。 ともすれば、自我が「これは自分を脅かさないぞ」と反応してくれるものだけを認める傾向にあります。自我が働いているのだから当然です。こういう話を宗教屋や自己啓発洗脳の人は、断定したりしますが、そんなことをするつもりはありません。
気が狂うのではなく、読んで意味がわからなければ、気が狂っています。これを読んで頭がおかしくなるのではなく、元々頭がオカシイ状態で、それが取れかける、その時にクラクラして認識がぐらつきます。しかし、それまであたりまえだと慣れ親しんできた認識の方法、解釈の方法、自我という視点が外れかけます。 ドグラ・マグラ 考察や解説や「ネタバレ」の危険性 ネタバレ、wiki、考察、解説、書評のようなものを読んで「読んで理解した気分」になるのは避けた方がいいと思います。
PR

ドグラマグラ

難解、気が狂う、、日本三大奇書と言われながらも、すでに考えたことのあることなのだから特に新鮮味もありません。面白みはあるものの、ダレてしまいました。しかし最後までオチは明かさないまま、というところがいいですね。何も確定しないまま終わります。オチがあるかのように思ってしまうのは、まだまだ「騙されて」いますから、よくよく全体の論理構成を見なおしてよく考え直してください。オチを設定できない内容です。それは矛盾になります。しかしながら、それは小説の中の世界だけではありません。ドグラ・マグラ
著作権保護期間が切れているため、青空文庫にあります。